格付けで自動車保険の良し悪しは分からない

民間の格付け会社が保険会社に対して行う、「トリプルA」などの格付け表記を耳にしたことがあるでしょうか?保険会社の競争激化も手伝って、このような格付け表記に関する言葉も身近なものとなってきています。しかし、この格付け表記は、そのまま保険会社の質の高さを評価しているのかというと、そうとは限りません。私たち素人が聞くと、「“トリプルA”の会社ならば安心だろうし、保険もケチらずに支払ってくれるだろう」と思ってしまいがちですが、実際のところはそうとも言えなのです。
確かに、「トリプルA」などの高い格付け評価を貰っている会社ならば、支払い能力や支払い余力などの資金面については申し分ない能力をもっています。しかし、事故後の対応や最終的な支払い結果も充実しているのかとなると、少々話が違ってきます。
充分な支払い能力のある会社は、裏を返せば、事故後の支払いについて加害者&被害者に充分に補償していないということも考えられるからです。
逆に言えば、資金力が乏しい会社は、それほどの補償を支払っているとも考えらるわけです。
事故後の補償については、一般的に、日本よりも外資系の方が保険金支払いに対するチェックが厳しいと言われ、経費に厳しい目を光らせています。しかし、これらのことは一概には言えず、事故後の保険担当者によっても、補償額が大きく変わるのも事実です。
格付け会社による格付けは、あくまでも資金力をベースとした指針でしかありません。保険を選ぶ際は、「トリプルA」などの格付けに惑わされず、自分に合った、最適かつ最良な保険を選ぶことが肝心と言えるでしょう。
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