(3)自動車保険の種類、特約

通常の契約では満足いかない方も、特約という形でオプションをつければ、自分用にカスタマイズした保険契約が可能です。ところが、自動車保険の契約書に書かれている用語は、どれも難しいものばかりです。自分用にカスタマイズといっても、どのような特約をつければ良いのか、なかなか分かりにくいものです。
しかし、契約書を理解せずにいると、自分の入っている保険や特約がどのようなものなのか分からず、「いらない保険に加入してしまった」「必要な特約が入っていなかった」と、契約した後で後悔することになります。
自動車保険の契約書には、様々な保険用語が書かれています。ここでは、それらの保険用語について解説しつつ、自分に適した保険を理解して頂くと同時に、自動車保険に関する特約の一部もご紹介したいと思います。
これらは、少しでも保険料金を安くしたい方にとっては、特に知っておかなければならない保険用語です。自分のライフスタイルに照らし合わせて考え、もっとも適した保険特約を選ぶための参考にして頂ければと思います。
対人賠償保険について
対人賠償保険とは、歩行者、同乗者、または他の車に乗っている他人を死亡、負傷させて法律上の損害賠償責任を負った場合、自賠責保険から支払われる保険金額を上回ったものについて保険金が支払われます。
なお、ここでいう「他人」とは被保険者以外の人のことです。つまり、家族は「対人賠償保険」の対象になりません。
人身傷害補償
事故で被保険者が死傷した場合、過失割合に関係なく、示談が成立していなくても、自身の保険から100%の損害額が支払われる保険。
「完全補償タイプ」とも呼ばれます。
自損事故保険について
契約した車の所有者や運転者などが、自らの責任で起こした事故(自損事故)によって、死亡したり、後遺障害や傷害などを負った場合、それによって生じた損害について支払われる保険です。
SAPやPAPではセット保険として自動的に組み込まれています。
搭乗者傷害保険について
搭乗者傷害保険とは、保険契約した車の搭乗者が「急激かつ偶然な外来の事故」によって死亡したり、傷害を負った場合に支払われる保険です。
搭乗者傷害保険は死亡保険金、シートベルト装着者特別保険金、後遺障害保険金、重度後遺障害保険金、医療保険金の5つに分けられます。大抵の場合、いずれかの保険金が下りるようですが、一方的なドライバーの過失(無免許、酒酔い運転、信号無視など)によるものには保険金は支払われません。
車両保険について
車両保険とは、契約した自分の車に傷を付けたり、付けられたり、車が盗まれたなどの損害を受けた場合に、修理代が支払われる保険です。
車両保険は、自分の車のための保険です。保険金額は、車の年式や種類による「時価」によって決められます。また、比較的起こりやすい損害であるためでしょうか、車両保険の保険料は高めです。
この車両保険ですが、カバーする範囲によって3つの種類に分けられています。
一般車両保険=設定されたすべての損害をカバーしています。保険料はその分高くなります。
エコノミー+A特約=一般車両保険の内容から、単独事故と当て逃げを除いたものです。盗難や小石などの窓ガラス破損のような損害でも保険料は支払われます。
エコノミー=その名の通り、3つの範囲の中で一番安い保険です。カバーするのは車対車の接触などによる損害だけです。
無保険車傷害保険
契約したに乗車中の人が、無保険車に事故を負わされて、死亡、または後遺障害を被り、法律上の損害賠償を請求できる場合であるにも関わらず、十分な賠償を得られなかった時に支払われる保険。
SAPやPAPでは、セット保険として自動的に組み込まれています。
ファミリーバイク特約
125cc以下のバイクで事故を起こした場合、年齢条件に関係なく車にかけている主契約と同じ条件で相手に賠償請求ができる保険です。ただし、搭乗者傷害保険のみ対象外となります。
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(3)自動車保険の種類、特約
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